コンパクトカメラのすすめ第2回目

自分の使い方に合ったコンパクトカメラを購入できましたか?
そもそも1眼レフとは?コンパクトカメラとは?
これを説明していませんでした。

ま、簡単に。
フィルムの時代は1眼レフは見たまま(構図)が撮れて、コンパクトは少しずれて写る。
なんて事がありましたが、その理由は、1眼レフはレンズから入ってきた絵を[→]カメラ内部のミラーで反射して[↑]、プリズムで受けて[→]、ファインダー(見るところ)で見る。[やじるしの方向は光の方向]。
シャッターを切ると、ミラーが跳ね上がってシャッター幕が開きフィルムに感光する。
ちょっとわかりにくいかもですが、とにかく見る時も写す時も同じレンズを通ってきています。

コンパクトカメラは、撮るレンズと見るレンズが場所も絵の通り道も違うので、どおしても差が出てきてしまいます。
撮る方のレンズから入ってきた絵は、シャッターを切るとそのままフィルムへ。
という事はレンズから入ってきた絵は実際には見て確認は出来ません。
見る方のレンズから入ってきた絵はシャッターを切るも切らないもずっと見えてます。フィルムに感光している絵とは別のものです。だからピントが合う合わないの違いがファインダーで見れない。

という違いがあったのですが...

今、デジタルカメラになってきて1眼レフはフィルムがデジタルのいわゆるCCDに置き換わっただけで撮影においてはほとんど違いがありません。
ですが、コンパクトデジカメはフィルムがCCDに変わると、レンズを通ってきた絵が背面の液晶に映し出される。それも100%そのまま。
ピントも確認できてしまう。
ファインダーがなくても撮影できるのです。
液晶が強い光で見えにくいとき以外必要性がない。

そうなんです。
コンパクトデジカメはファインダーを覗かなくても、見たもの(構図)が撮れるんです。しかも大きな液晶で。
となると1眼レフは?
そうです、撮る時には液晶で見れないんです。
撮影後の確認は出来るのですが、見ながら撮る事はできません。

意外とこの事実を知らない方がいる事に最近知りました。

なので当然1眼レフには動画撮影機能は付いていません。
コンパクトは動画撮影も出来ちゃうんです。

中にはオリンパスのように一眼レフなのに見ながら撮影できるのも出てきました。
(僕はファインダーが綺麗なカメラの方がいいんですが)
1眼レフを使っている方は、あまり必要性を感じていないようですが、これがとても必要で便利なんです。

特に女性の方。
ファインダーを覗くとき、まつげがあたりません?
とくにマスカラまつげや、つけまつげの方。
そして、液晶に鼻の脂やファンデーションがついちゃいませんか?
1眼レフを使うとこんな問題が出てきますが、この機能があると全て解決します。

いかがでしょう?

こんな理由で1台カメラを販売しちゃいました。E-410
コンパクトカメラのすすめ第2回目
最近よくカメラの相談を受け、買ってきてと頼まれます(^ー^;


この機能を使って撮影する時はミラーが上がったり下がったりしますので、ガチャガチャ音がします。
僕はちょっと気になってしまいます。
(今まで基本的にシャッターを切るとき以外ミラーが上がる音はしないので、なんかシャッターを切った音がするのは...)

でも、ちょっと大きなコンパクトカメラと思えば、いいレンズで撮影できて、大きなCCDで画質も綺麗。
でも、やはりコンパクトと比べるとでかい...

また、ネオ1眼デジカメというジャンル(オリンパスのは小さい一眼でこのジャンルは大きいコンパクト。例えばフジとかソニーとかパナソニックとか)も出てきてと、まぁだんだん垣根が低くなってきてます?なくなってきてます?
いろいろ使い方によって選択できるものが多くなってきました。



で、人を撮影する時は大きい一眼よりもコンパクトカメラ、
さらには携帯のカメラの方が特に普通の人は撮らせてくれやすいのでは?
撮られたがりな方には1眼の方が気分が乗るみたいですが。

で、より身近なコンパクトカメラを選択してみました。
(携帯カメラでは設定も限られるし、記念写真としての画質もねぇ...)




さて、これからいろいろ細かくお話しして行きます。

でもせっかく買ったのですからまず説明の前に皆さんは、とにかくわからないなりにでも撮影してみてください。
カメラは持っているだけでは写真は撮れません。
デジカメですので練習はいくらでもできます。
まずはシャッターをおしてみましょう。

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Posted by よっちゃん(管理人) at ◆2007年08月31日13:27コンパクトデジカメ講座
この記事へのコメント
初めてコメントします。
博物館で綺麗に撮るにはどんな方法がありますか?
コンパクトカメラで撮ると、どうしてもぶれたり、ピンぼけたりするので困っています。売店で販売しているポストカードみたいには撮れなくても、何とかも属できるくらいに撮りたいのですが。
いつも、フラッシュはオフにしていますが、明るさがいまいち足りなせいかピンぼけ状態です。
ピンぼけ修正ソフトを使ってある程度にはできるのですがどうもね。
三脚は必需品だというのは分かりましたが、こんな撮影に向いたスペックはどんなんでしょう。
できれば、サンプルなども載せてください。って、ちょっとねだりすぎですね。
Posted by 博物館で綺麗にとりたい at 2007年09月15日 10:56
初めまして(^ー^
よろしくどーぞ。


さて博物館で写真を綺麗に撮りたいとの事。
まずは撮影していい場所かどうかが第一関門。

撮影していい事を確認して、さて撮影です。
その博物館の明るさがどの程度かわかりませんが、だいたい薄暗い場所である事が多いですね。

暗い場所→シャッタースピードが遅くなる→ぶれる。そして、ピントが合わせにくくなる。オートフォーカスは光のコントラストの差でピントを合わせますから、光が弱く差がないところではAF補助光が発光してピントを合わせる設定になります。

という事は多分ピンぼけ状態というよりは手ぶれ状態の写真である可能性が多いです。

解決策1、まずは手持ち撮影を前提に考えれば、高感度のノイズが少なく色乗りがよいカメラを選ぶ事。被写体が動かないので手ぶれ補正機能が付いていればなお良し。
ストロボオフ、手ぶれ補正オン、ズームの位置にも絞り値のもよりますが、1/60秒くらいであればギリギリ大丈夫ではないでしょうか。そのくらいのシャッタースピードの切れる感度を選択するとむやみに感度を上げて画質を落とす事もないかと思います。

絞り値もいろいろ設定がありますが、コンパクトカメラの小さいCCDと暗いレンズを考慮し、さらに被写体との距離、被写体の大きさ、どう写したいかなどを考えると説明が難しくなるので、まずは手ぶれを防ぎ、明るい写真が撮れる事から始めてみましょう。

解決策2、単純に三脚を使う事。
被写体は動きませんのでこれが一番手っ取り早いですが、博物館で三脚はちょっと....
ですよね。


博物館の光がオレンジ色だったり、スポット光だったりすると、明るく撮れてもなんか変な色になったり(オートホワイトバランス)、変な陰が出てて見にくかったりしますが、博物館に普通に行って普通に撮影するならココまでで限界ではないでしょうか。


以上こんな感じで解決できそうでしょうか?
サンプル写真がないのですが勘弁してくださいね(^ー^;
また機会があれば撮影してみます。
Posted by よっちゃん at 2007年09月15日 17:59
こんにちは
初めて訪問させていただきました。

海外だと美術館でも撮影OKなところはありますが
フラッシュ(ストロボ・スピードライト)は禁止です。
日本でも撮影OKでフラッシュ禁止という場所はあると思いますが
一眼レフでもコンパクトでも、普段からオートに
頼っていると発光禁止にできないことが多いようです。
その意味では「写るんです」は簡単でした。
そういう方への配慮をした設計をしてほしいですね。

コンパクトデジカメはシャッタースピードが遅いのと
応答性が悪い点でペットの写真には向きませんでした。
フェイスキャッチは人間にしか対応していないと
怒っていた知り合いもいます。
店頭ではなかなかペットを使って試せないので
高い買い物をさせられたような気になります。

それと最近のコンパクトデジカメは
ズーム比に力を入れすぎているせいか
マクロが苦手なものが多い気がします。
仕事で部品の写真を撮る時とか不便です。
Posted by saksak at 2007年10月21日 10:28
初めまして(^ー^
よろしくです。
そーですね〜コンパクトデジカメは基本的にオートで撮影するために出来ているといっても過言ではないですね。
なので、オート以外の機能は省かれていたり、メニューの奥の方に追いやられていたりと不便は多いです。

ですが、フラッシュ発行禁止は意外とわかりやすい場所にあるかと思います。
最近のカメラだとだいたい装備されていると思いますよ。
ただし、オートしか使った事がないと探すのには手間かも。。。

ペットの写真やスポーツの写真、よく動く子供の写真と、コンパクトデジカメではかなりの難問です。
ピントが合わない、シャッターを押したタイミングで写真が撮れない、と、いろいろ乗り越えないと行けません。
が、僕の持ってるコンパクトデジカメフジF31fdの最高シャッタースピードは1/1000秒まで大丈夫ですのである程度の瞬間は止りそうです。
感度もiso3200まで写ります(あくまでも写る程度です実用は800〜1600かな)なので、なんとか室内のスポーツもなんとか撮影できましたよ。
コツは「ピントを固定して撮る」「感度を高くしておく」「なるべく近づく」でしょうか。
ほんとは無理せず一眼でいいレンズで撮影するのが一番いいんですが...。

動き回るペットの写真は一眼デジカメでも難しいです。走り回られたら、望遠でピントを合わせていい瞬間にシャッターを押すって事は成功率がかなり低いです。ま、僕はいい写真が撮れるまで粘って粘って粘って、ペット君達が飽きるまで粘ります。
コンパクトデジカメならなおさら難しいでしょう。
なるべく動きの少ない時に写真を撮ってみたらいかがでしょう。

フェイスキャッチははっきり言って使えません。って言ったら言い過ぎかな。
でも少なくとも僕のコンパクトデジカメにもありますが、使いません。使えません。顔認識はしますが、それからシャッターを押していたらいい瞬間を逃しますし、顔認識もまだまだ甘くて...。
せめてシャッター反押しをしたまま顔認識をして(顔認識四角マーク時には常にピントを合わせ続ける状態)シャッターを押し込んだらすぐ撮れるくらいの事をしてもらわないと...メーカーさんよろしくです。

たとえ顔認識でも露出はオートですので使えません。
同じ条件で顔認識で撮影した写真と、僕が設定して撮影した写真では明らかに僕が設定して撮影した写真の方が綺麗でした。(顔認識は、顔を認識して最適な露出を決定とありますが...)

顔認識の基本データは人間の表情のデータというのを聞いた事があるので、ペットに顔認識は発想にありませんでした。
購入時に店員さんがペット可と言う事で買ったなら、即返品ですね。僕なら。

ズームもね...
以前からそういう傾向が。
フィルムの時代もメーカーはズームが何倍!とかで売りにしてましたね。

単純に消費者がズームが何倍!ってカメラを好むからです。
だから売れる。
だからメーカーが作る。

悪循環です。そろそろ消費者も気づいたら...

なので僕はそれでカメラを売った事はありませんでした。
ズーム比率が高いカメラは失敗写真の量産ですので、買う方にはよーっく説明してから販売した覚えもあります。
ま、晴天時ならなんとかなりますが。

デジカメはマクロ撮影得意なはずなんですが...
ズーム比率とマクロは両立しないという事でしょうか。
マクロはだいたい広角側で最大倍率になる事が多いですが、部品を撮影するならなるべく望遠側で最大倍率になるカメラを探してみては?
あるかどうかは未調査です。すいません。
倍率も書いてあるとわかりやすいのですが、コンパクトデジカメのカタログで倍率書いてるのは少ないです。
最短撮影距離レンズ前1cmとか2cmとかもありましたが、物を撮るには近すぎて使いにくかった〜。
単純に広角レンズで最短距離が近いのはありがたいのですが、マクロ撮影で使うには...

ちなみに僕はこれらの条件をクリアしたコンパクトデジカメしか購入しません。ピントが遅いのはコンパクトカメラに求めるのは酷なのかもですが、なんとかなるとありがたいですね。
僕的には以前のカメラには装備されていた、マニュアル露出機能が省かれているのはひじょうに残念です。
前にも書きましたが、わざわざ古いデジカメを買おうかと悩むくらいです。


以上思いつくままに書いてみました。
失礼があったらすいません。
Posted by よっちゃん at 2007年10月22日 00:50
遅レスすみませんです。

フラッシュについては
私は間違いなくやっていたのですが
何度言っても妻には理解できなかったようです。

マクロについては
仕事で使うカメラは会社で買うものなので
知らない内に買われていることが多いです。
会社組織だとカメラのようなものについては
“買う人”と“使う人”が違うので不満は出てしまいますね。

結局ペットのために一眼レフ買いました。
さっそく交換レンズが欲しくなっていますが(笑)
Posted by saksak at 2007年11月24日 18:01
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